1940s British Aquascutum "William Morling ltd" Canterbury knit Coat

SOLD OUT

こちらは1940年代、アクアスキュータムのチェスターコートになります。
まず最初に、このコートはカナダや日本のライセンス商品ではなく、本家イギリスで作られたオリジナルです。

このブランドにおいて、この部分は大変重要です。
そして、ウィンザー公御用達時代である40年代の英国製アクアスキュータム。

この時代のアクアスキュータムの手仕事たっぷりの本当に上質なもので
イギリス、カンタベリーで折られたニット生地を使用。
じっくりと織り上げた高級品です。

イギリス屈指の巡礼地として知られるイングランド南東部ケント州のカンタベリー。
起源は6世紀、イギリスにおけるキリスト教誕生の地。

アクアスキュータムの定番素材でもあるAqua5だと思いますが
1960年代以降も新たな素材を開発し探求し続けます。

その中でもイギリス製はしっかりと仕立てられ生地も何種類と言う物を使い
現代では希少価値が高い商品を多数、生み出しております。

バーバリーなどは現在、再評価されておりますが
アクアスキュータムのクオリティの高さも目を見張る物もあります。

アクアスキュータムは1851年、ジョン・エマリー(John Emery)氏が設立した
トレンチコートの原点と言われるブランドです。

創業当時から、優れた職人技術と技術革新により業界の最前線を進んでおり、
2年後には世界で初めて防水ウール生地を発明したことでも人気を集めていました。

ブランド名はラテン語で「水」を表す「aqua」、「盾」を表す「scutum」の2語を組み合わせた造語で「防水」を意味します。

トレンチコートと言えば、バーバリーかアクアスキュータムか、それぞれ議論が分かれるのですがバーバリーのトレンチコートも有名ですがアクアスキュータムはバーバリーよりも早く創業し、世界初の防水ウール生地の発明をしたブランドだったことはご存知だろうか？

第一次世界対戦が勃発した1914年に、アクアスキュータムの代表的存在である「トレンチコート」の原型となるコートが開発されます。

最前線で戦う兵士たちは、優れた耐久性と防水性を称賛しました。
1953年には、エドモンド・ヒラリー氏含むチームがエベレスト登頂を目指すにあたり、
時速100mile(160km)の突風に耐える”耐風生地”が開発されその後「ウィンコル」という生地名称で、一般店舗でも販売されました。

そのコートのクオリティーの高さはは何百年も受け継がれた生地・縫製技術など
現代の有名ブランドとも引けを取らない存在でもあります。

そして、この年代のイギリス製コートも着々と個体数も少なくなってきております。
年々、減少の一途ですのでこの機会をお見逃し無く。


SIZE】
裄丈 : 78cm 身幅 : 58cm 着丈：100cm

【CONDITION】
多少、全体的に使用感があり裏地には多少、汚れリペア跡がございます。
裾に糸の解れがございますが使用には問題ないかと思います。

古い商品になりますのでその部分はご理解の上、ご購入をお願いします。