2020/12/02 17:33
アパレル店がECサイトを立ち上げる光景がやたらに目に付く。中小企業に向け休業給付金が出る為、アパレル店でもほとんどのお店は閉めた。しかし、その影響はかなり大きく見える。コロナの終息まで繁華街と言える場所にはほとんど人は居なくなりそれと共に新しく生まれる購買欲はここ何か月間で一機に落ちている。この時だからこそ早く給付金を出してもらいたい。商売にとって止まる事は死を意味する。特にカルチャーはそうだ。人が生きてく上でほとんど必要が無い物なのだ。だから日本ではほとんど需要が無い物だと思われてるので潰れようがどうなろうが知った事ではないの。現在ではネット販売は利益を生む上でとても強いツールでもあるのだが路面店がそれに手を出すと言う事はとても怖い事の様に思える。
今回は特別編と言う形でやらせて頂きました。いつもラジオを録音する際は仕事後でほとんどご飯も食べず気力だけで録音しているのでおそらく意味が分からない事を発言してる事があります(笑)。そこは優しく見守って頂けたらと思います。#5回目はUNKNOWNの店舗意義についてお話させて頂きました。今までブログ・ラジオを聴いて頂いた方はこの人は誰なのか、このお店はなんなのかと疑問を頂いてる方も多いかと思います。そして、毎回淡々と商品説明しても面白くないので今回は簡単に自己紹介させて頂きました。とても深い話もさせて頂きましたので良かったら聴いてみて下さい。以前よりはラジオも聴きやすくはなっています。
1960s W. Germany "Silberdistel" 2 fat lava Vases
こちらは1960年代、Silberdistelにて製造された西ドイツを中心に流行した
ヴィンテージ陶磁器、通称「Fat Lava」。
「Fat Lava」と呼ばれ、ヨーロッパではコレクターズアイテムになっている1950〜70年代の旧西ドイツの陶磁器。
流れる溶岩(Lava)のような釉薬の変化や独特なデザイン、奇抜な色がその特徴ですが、今回は1957年、黄金よりも高貴な青「インターナショナル・クライン・ブルー」(International Klein Blue, IKB)と呼ばれる深い青色を使用した物です。
1962年に34歳の若さで死去したフランス人アーティスト、イヴ・クライン。
彼は青をもっとも非物質的で抽象的な色として捉え、キャンバス一面をこのブルーで塗りつぶしたモノクローム作品を数多く発表しています。
その顔料は、いまでは各地のミュージアムショップで販売され、彼が理想としたブルーを誰でも手軽に所有することができますが15g5000円もするとても高級な物です。
そして、作品定着されることで生み出される圧倒的な迫力とその息を呑むほどの美しさは、美術館へ行き、彼の作品に直接触れることでしか体験することができないのです。
とても貴重な商品です。この機会をお見逃しくなく。