2020/12/02 17:30
UNKNOWNと言う店舗名は不明と言う意味だが人脈なし・知識なし・知名度なしそんな状態で何処まで通用するのかその様な考えから生まれた名前。現在、店舗と言う存在意義が時代と共に問われておりセルフレジなど、リモートな形になってきている。その様な世の中に反発する考えでもあるが店舗こそカルチャーを発信出来る唯一の場所だと自分は信じている。カルチャーはアンダーグランドでしか生まれないと。
17歳の時に服が好きになり、19歳の時に服を解体、21歳の時に靴を作り始め、27歳の時に古着屋を経営、29歳の時に革製品ブランドを立ち上げ、37歳に2度目の古着屋、そして、遂にこの時が来た…この20年以上の経験の中、自分で完璧な物など存在していない。しかし、1年1年経つにつれ経験した物が少しづつそのパーセントを押し上げていた。店舗と言うキャンバスの様な存在があったからかもしれない。そのパーセントが50を超えた瞬間、必ず行動に出そうと決めていた事がある。それはプレスリリースだ。プレスとはファッション業界でもとても大切な存在だアパレル業界のプレスは自分が担当するブランドの商品や店舗のPRをして、多くの方に知ってもらう仕事。一言で言うとブランドのファン作りをするのが使命。現在だとインスタグラムなどファン作りは安易な事だがそう言う人はごく一部であってこのインスタグラムを押し上げていくにもとても大事な存在です。おそらくアパレル以外でも独立経験がある人はその辺りの人脈力を生かしのし上げて仕上がった人がほとんどだ。特にこのファッション業界では店舗をブランディングするのはとても重要でお客さんの心を掴む存在でもある。今後、定期的にプレスリリースはしていく予定だが何も無いこの店舗が何処まで通用するのか。今後どの様な反応はあるのか。それとも反応は無いのかそれを分析しながら随時、起動修正をしていこうと思います。この店舗が何処までいけるのだろうか。
画像に書いてある通り、奇跡的に入荷致しました。ホントに運が良いです。ヨーロッパ・アメリカの物量はロックダウンの影響があり止まってる状態です。それは日本が緊急事態宣言解除になったとしても。正直、2か月前から商品が届かない。なのでインスタ・ネットショッピングはほとんど停止状態です。物量が元に戻るまでは1・2か月かかるかもしれません。運が悪ければ1年以上。それは何とも言えないのです…このメーカーは現在、日本の会社が権利を買い取り生地・縫製方法を分析し復刻され再注目されてるブランドでもあります。1894年にフランスのローヌ地方にて、デシャン氏とボニー氏によって創業された老舗のフレンチワークブランド。当時、この地域では多くの工場によってモールスキンの生産が盛んに行われており、やがてはその生地を使って農業関係やマルシェ(市場)で働く人々を対象としたワークウェアを生産する工場へと発展していきます。密度高く織り込まれたモールスキンは、当時としては画期的な耐久性を誇り、普段からより丈夫な作業着を求めるワーカーの間で瞬く間に普及。中でもデシャン氏とボニー氏の製作するウェアはクオリティーの高さで評価され、多くの信頼を獲得していきます。時を経て1948年、満を持して彼らは自身が製作するワークウェアを「Le Sans Pareil」(ル サン パレイユ)と銘打つブランドとし、更に様々なジャンルに向けたワークウェアの製作をスタート。フランスを代表するワークウェアメーカーへと成長していきます。しかしながら、国内有数のファクトリーへと成長していく傍ら、やはり第二次世界大戦後のフランス国内の疲弊によって多くの工場が吸収・合併により消滅していきます。情勢には逆らえず、多分に漏れず「Le Sans Preil」もその波に飲み込まれ、徐々に生産が鈍化。70年代くらいまでを最後にブランド名を冠したウェアの生産が停止。事実上、ブランドは消滅してしまいます。「Le Sans Pareil」とはフランス語で「比類なきもの」という意味を指します。それを裏付けるように、当時のウェアのヴィンテージマーケットでの注目は高く、かなりの額で取引きされております。現在、モールスキンが高騰し特にブラックなど実物商品はほとんど手に入る辛くなってきております。しかし、このコットンツイルも希少価値があるのはご存じでしょうか。Le Sans Pareilは70年代に生産停止したメーカーになるのでそれ以降の物はほとんど存在しません。そして、モールスキンとは違い通気性も良く年中着れると利点もあります。モールスキンの特徴は光沢があり着れば着るほどシワやリペアなどで雰囲気が出ます。コットンツイルも同じく経年変化の特徴をもっており玄人が好んで着る方も多いです。素材・年代などで評価されがちですがぜひ、機能美として手に取って頂きたい一品でもあります。陰に隠れ存在だからこそ着て欲しい。