2020/11/21 20:34

久しぶりの更新です。東京都大変な事になっております。皆さんの予想ではある程度、夏ごろにはコロナは収まる予定だったと思うのですが…その願いは叶わず、以前通りコロナの猛威がふるっております。このまま感染拡大にはなって欲しくはないのですがこれ以上、店舗を止める。経済を止める事は国が許さないと思う。それは店舗やられてる方も大変な状況なのでまた緊急事態宣言が発令される事に不安を抱いてる方も多いかもしれない。それは古着屋でも同じで現時点で荷物が遅延しており発令後にはまた海外物流は止まる事は致命的。

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1940年代、フランスの労働者が好んで履いていたモールスキンパンツ。この年代の個体がこのサイズ・状態で見つかる事はとても困難です。この商品はすでに完売してしまいましたがもう1本入荷予定。そちらは状態は少し悪いですがシルエットは同型です。古い年代のフレンチワークは素材がモールスキン・シャンブレー・リネンなど特徴ですがそれと共に特徴的なのはポケット・フックなどが小さい部分です。古着の年代判別に必要な部分でもあります。ここ数年のユーロワークの影響で個体数も大変少なくなっております。

毎週木曜更新予定のUNKNOWN Radio#13更新しております。今週はユキさんの都合によりラジオはお休みしております。皆さん、Youtubeは観て頂けましたか?アンカーにて配信しておりますラジオよりクオリティが断然に上がっており画像と音声を照らし合わせた映像はとても観やすく分かりやすくなってるかと思います。他の古着屋と一風変わった商品を提案してるUNKNOWNですがやはり現在、古着だけではなくファッション・音楽も含めここ10数年で色々な商品を買う事は安易な時代になってきております。それはインターネットと言う媒体が選択する範囲を広げ・誰もがオシャレになれる時代になりました。その反体制な思想で生まれたのがノームコアなどポスト的な存在で日本で言うとエモな存在。店舗ではその選択すると言う部分を大切にしておりカルチャーを売る事を重要にしております。それはこの小さな店舗ですと全てその様にとはいかないのですが商業的では無いと言うバックボーンを軸に流行りなどに左右されずその時代の物をフックアップしてます。それは古着を通してですが他の店舗では取り扱いが少ない物や新しい物。何故、古着屋なのかそれはファッションの原点である事です。洋服の原型は全てはミリタリー・ワークから派生しておりファッション全てここ中心で回っております。デザイナー・パタンナーが古着好きな人が多いのはこういう部分でもあります。そして、ファッションはカッコよくないと意味が無い。モールスキンのジャケットが好きだとしても自分にしっかりとしたカルチャーが無い限りただの労働服でしかないのです。それは世の中ではセンスと言われる物ですがそれは感覚的な部分なので表現が難しいのですがそれは選択する重要性だと思っております。世の中では売れる物を正しいとされ安い物が正しいとされます。それはスーパーマーケットでも同じで高い物・売れない物は棚の端に並ばされます。それは消費者に平等に提案出来てるのかと言う疑問です。売れない物でも同じ棚に並べないといけないんじゃないのか?その疑問から生まれたのが今の店舗の経営方針です。売れない物を売るのが古着屋。

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グラフィスの発行したアニュアル・レポート。前半に過去20~30年におけるエディトリアル・デザインの動向、フローチャートを交えながら解説。イラストレーション、写真、グラフやダイアグラムを使ったデザインなど256ページの図版を収録しています。エディトリアルデザインとは新聞・雑誌・書籍などの出版物のデザイン。読み手の視線、意図を考えて視覚的に効果的な図や写真等を整理・配列・編集あるいは計画すること。紙面構成。 アメリカにおける大学生用のテキスト等はエディトリアルデザイナーが制作し、レイアウトしており、カラフルで解かりやすいものにしています。