2020/11/21 20:32
ずっと雨が降っております。びしょびしょに濡れている敷布団。自分が飼っている猫が敷き布団におしっこをしてしまいこの20年もの洋服の知識を生かしましたがやはり猫のおしっこの匂いには勝てませんでした…実はここ2年ほど前に猫を飼い始め毎日癒される反面、大変な事も沢山です。洋服を爪で破く・洋服が入ってるダンボールで排便してしまう。かなり古着屋にとっては致命的です。よく店舗に猫出した方が看板猫になるから出しなよ。と言われたりもするのですが難しいのです。そう、動物を飼うと言うのはとても大変です…しかし、1ミリも捨てようなんて考えた事は無いです。その様に考える人の方が恐ろしくなります。
そんな世の中、全てはメリット・デメリット。そして、プラス・マイナスが存在し全てが完璧な物など存在しません。
https://anchor.fm/u53cbu6c38u6df3/episodes/UNKNOWN-RADIO-15-eh5u2d
今回はフリートークと言うスタイルでお話しております。新たな試みなのですが毎回、2人で話す際、常に型苦しい形でしたので今回はラフなスタイルにて録ってみました。ラジオ内でもお話してるのですがUNKNOWNアカウントはインスタグラム中心ですがそれとは別にアカウントを作らせて頂きました。それは個人、オーナーアカウントになります。
https://www.instagram.com/unknown19820203_/
何故かと言いますとやはりヘビーユーザー・ライトユーザーは分けた方が良いかなと…このブログを見て頂いて分かると思うのですが私、オーナーは変態のオタクです。若い子がその様な人に一回目から出くわしてしまうと関わりたくないと思ってしまう。洋服は人それぞれですが好きになれば好きになるほど感覚だけでは無くもっとお金をかけ深い部分まで学びたくなるはずです。そして、UNKNOWNの存在意義はただマニアックな人だけの存在だけの古着では無く日常的な存在にしたい。それが目的でもあり夢でもあるのでお店の取り込み方も少しづつ変化をしていかないといけない。
こちらは1940~50年代に製造された山岳部隊が使用していたリネンパンツになります。山岳部隊で使用されていたパンツで素材はリネンを使用。どこか素っ気無い印象ですが、立体的で大きめなシルエットや、バランス良く配置された大きめのフラップポケットが、さりげなく主張してくれています。衣類の上から着るタイプになりますので全体的に大きめですがAライン・ビックシルエットと言う形で着て頂くと可愛く着こなせます。フラップボタンに付いた刻印や綾織りヒモ。そして、このリネンの細かな織り具合などを含めて抜群に雰囲気があります。ファスナー部分やポケットは貫通タイプになりますので1度、縫製して頂き履いて頂く事をお勧めします。ミリタリーのスノーシリーズではとても希少価値が高い商品かと思われます。このパンツはパリの刻印が押されておりフランスにて作られた事が分かります。そして、このコットンリネン生地。やはりこの年代で無いと出てこない雰囲気があります。この生成り具合抜群です。この商品は残り1点のみになります。スウェーデン・イタリア・アメリカ・80年代近辺のフランス軍のスノーパンツは出てきやすいですがこの様な自然素材、リネン商品はとても珍しいです。
2004年、著者Gale,Matthewによるセント・アイヴスの画家、アルフレッド・ウォリスの作品集になります。アルフレッド・ウォリス(1855~1942)は、イギリス、コーンウォールの港町、セント・アイヴスで船具商を営み、七十歳になってから独学で絵を描き始めた異色の画家です。その登場のきっかけは、1928年、セント・アイヴスを訪れた画家ベン・ニコルソン、クリストファー・ウッドが偶然ウォリスの家の前を通りかかり、壁に掛かった彼の絵を目にしたことによります。その作品は、船乗り、船具商としての前半生を反映するように、荒海を航行する帆船や、汽船、灯台、セント・アイヴスの港や街の情景などを、ボール紙の切れ端や板に船舶用のペンキや油彩で描いたもので、現代の美術が失った素朴な味わいに満ちています。ウォリスのイギリス美術界への登場は衝撃的で、ニコルソン、ウッドは一時期ウォリスに影響されプリミティヴな風景画を描いていたほどです。